3月の作業
今年は水路の改修工事を行っています。 農家にとっては豪雨や水不足の影響を受けずに水を供給できるインフラ整備はとて も重要です。 ところが、それによって地域の多様な生物の環境を破壊してはなりません。 人と自然の調和をどのように図っていくべきかが問われます。Watch Full Movie Online Streaming Online and Download
水路の改修工事
開水路の改修工事
農閑期に市の事業として開水路の改修工事を行 っています。 水田に水を引く前に工事を完了させるため、追い込みの段階です。
開水路の構造
改修される水路は側壁をPC(工場でつくった コンクリート板)で覆われますが、底の部分は 砂利の状態です。 全てがコンクリートに覆われると、生物が生きることができませんが、これなら、生きられるでしょう。
水路の落差
今回の改修で水路の一部に落差ができるようで す。落差ができると、魚が遡上(そじょう)で きません。これを何とかしないと、川と水路の 間を魚が行き来できなくなり、卵を産みに登っ てこれません。
魚道
そこで、「越堀自然を守る会」では、魚が遡上 できるように、一気に流れる水によどみをつく り、魚が休みながら一段ずつ川を登れる道を作 ることを検討しています。22 日には勉強会を開催する予定になっています。