6月の作業
田植えが終わり、アイガモを田んぼへ放しました。 子どもたちに、アイガモを放すのを体験してもらいました。 田んぼとしてはひと段落。 とはいえ、サングリーン那須では、これから大豆の収穫ですから、休む間も ありません。さらに、ねぎの栽培も行っています。 田んぼはぐんぐん伸びていきます。そしてアイガモも田んぼの雑草を食べて どんどん大きくなっていきます。
アイガモを放す
田植えが終わり、ネットが張りめぐらされた田 んぼに、いっせいにアイガモを放しました。ア イガモは元気よく田んぼに繰り出したのですが、 びしょぬれになり、ちょっと情けない姿に。
アイガモの毛づくろい
さっそく、くちばしで毛づくろいをはじめまし た。 毛づくろいをすることで、羽根に脂分を塗って、 水に濡れなくなるのです。洗剤で洗うと水鳥はおぼれてしまいます。
アイガモの効果
田んぼにアイガモを放すことで次の効果が生ま れます。
1. 雑草を食べてくれるので、除草剤を使わず に済みます。
2. 常に泳ぎ回り、土壌をかき混ぜると、稲は負けずと根を強く張り、根がしっかりとした丈夫な稲に育ちます。
3. アイガモの糞も有機肥料になります。
株の間隔
アイガモが泳ぎ回る株の間隔は、どれくらいでしょう? 田植え機の条間は 30 cmと決まっています。1 坪に60株が標準で、間隔は 18 cmとなります。 したがって一坪に 6×10=60 株植えられます。