お米だより Vol.17

9月の作業

稲穂が豊に実り、もうすぐ稲刈りです。アイガモもお役を果たし、田んぼ から引き上げました。9月 20 日頃から稲刈りがはじまります。 新米をお届けできるまで、もう少しです。


 

稲の穂

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実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな

詠み人知らずの歌ですが、人格が高くなれば なるほど、謙虚になる人の道を米に託して、詠 んだすばらしい歌です。毎年この時期になると、 この歌がつい口をついで出てきます。

 

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作況はやや持ち直し

梅雨がなかなか開けなかった東北。ここも東北と の境ですので、ほぼ似た気候です。雨が多く、日照時間も短かったですが、お盆過ぎからは天気も回復し、日照も確保できたようです。お米にとっ て日照時間はとても大切です。

 

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古代米

遅い古代米(緑米・赤米・黒米)も穂が出ました。 古代米とは、稲の原種である野生稲の特徴を受け 継いでいる米のことです。緑米は普通のもち米よ り粘りが強く、甘みがあります。 玄米や 7 分づきでお米を食べている方は、緑米を少 しいれるとぱさつきがなくなり、しっとりおいしくなります。

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田んぼのアート

田んぼのアートでも、緑米の黒い穂が出て「(ア イラブ)I♡コエボリ」がくっきりと現われていま した。