お米だより Vol.15

7月の作業

稲がどんどん伸びてきました。 緑の田園はとてもすがすがしいものです。 今年の梅雨は前半は降りましたが、その後は雨が少なく、水不足が心配です。


田園風景

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那須高原のふもとの田園風景

那須高原の麓は気候も良く、良質な水、新鮮な空 気で、広大な裾野は大規模なお米の産地、穀倉地 帯となっています。

 

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那珂川

サングリーン那須の田んぼの水は那珂川から取水 されています。ですから、お米の中に那珂川の水 が含んでいるといえます。 那珂川は那須岳を水源とする 150 kmに及ぶ一級河 川です。栃木県、茨城県、福島県を通り、ひたち なか市と大洗町との境で太平洋に注ぎます。 水源を汚染から守ることは、流域を守ることにつ ながります。那珂川は飲料水としても各所で取水 されています。

 

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那珂川といえば、鮎で有名です。 6 月 1 日の解禁には必ず釣りに来る太公望がたくさ んいます。 放流もしますが、天然の鮎もいます。鮎は冬を海 で暮らし、春、生まれた故郷へと川を上ります。 150 kmを行き来している鮎のことを考えると、川 を汚さず大切にしたいと思います。 鮎の寿命は一年の「年魚」です。

 

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空気も

那須では冬に那須おろしという強風が吹きますが、 こうした強風は関東平野に新鮮な空気を送ってい ます。那須は新鮮な水と空気を関東平野に送る重要な役割を果たしています。ですから、関東では 水・空気・お米とも那須のものは地産池消といえ るのです。